規約についてのガイドライン 

※基本的には全音源/キャラクターに適応されます。

 

こちらの文章は、当配布所の規約を『もっとわかりやすく』『もっと具体的に』をテーマに解説しているページです。

主に、簡潔さと明確さが求められる規約本文内では明文化しきれなかった禁止事項/許可事項や、

正規表現を追求した結果除去されたニュアンスについて取り上げております。

ただし、当ページ内の全ての文章は規約本文と違って一切の強制力を持たない文章群です。

あくまで『解説』ページ、項目によっては『提案』でしかないことに御注意ください。

 

また、2020年11月27日付けでの規約の大幅加筆/改定に合わせてこちらのページも内容を一新しております。

使用可能範囲についての変更はございませんが、不安な方は今一度の確認をおすすめいたします

 

 

【もくじ】

項目名を選ぶと当該項目までスクロール移動できます。縦に長いページなので、是非ご活用ください。

 

【ガイドラインの前に】

【はじめに】

【使用可能範囲と改変/二次配布について】

 -《使用可能範囲》

 -《改変/二次配布について》

【創作表現について】

 

 

 

 

 

 

【ガイドラインの前に】

 

《柿原以外がCV担当を務める音源について》 該当:音駒ゼプト/Shadow/燈歌ハイン/吟墨日向

※別館配布ライブラリについてはCV担当者に準拠。

※樂凱コバチについては鳴らし手が柿原のため当項目に該当しません。

 

こちらの4音源については、

『何らかの問い合わせや問題が発生した場合には、当方が各権利者に連絡してから回答する/措置をとる』という流れを取っています。

よって、各種連絡を頂いた際には回答/対応までに少し時間を頂く場合があります。

当方としては可能な限りCV担当者各位の意思/権利を尊重していきたいので、

規約的にグレーゾーンな作品に関しても、報告を頂いたり当方が自ら発見するなどの段階から実際に返答/措置を行うまでに

多少の時間を要することもあると思われます。

 

当該4音源については、以上の内容を御承知の上でお使いいただけますと幸いです。

 

 

 

 

 

 

【はじめに】

この項目は、主に『規約の適用範囲』『免責事項』『規約の改定について』の規約になっています。

噛み砕いて表記すると、

 

 1. この規約文はこのサイトで配布してる全ての音源/キャラクターに適用されます。

  コンテンツによってはこの規約とは別の規約が設けられているかもしれませんが、

  もしこの規約内容と噛み合わない部分があった場合にはこちらの規約が優先されます。

 2. このサイトで配布している音源/キャラクターを使用して何か問題が起きた場合、それは音源/キャラクターを使用した人の自己責任です。

 3. この規約文は、音源管理者が「改定が必要だな」と判断したタイミングで、使用者への事前告知無しで改定できます。

  このタイミングとは、許可事項を改めて明記する/誤字脱字や不適切な言い回しの修正/規約違反を確認した場合などです。

 4. このサイトで配布しているzipファイルにも規約文を入れていますが、このサイトに掲載している規約文が最新の規約です。

  また、規約が改定される度に、過去の規約は無効になります。

 

という内容です。

今まで暗黙の了承扱い状態だった部分を、2020年11月27日付けの改定で明記することにしました。

一般的な用途においては抵触する可能性の低い部分ではありますが、明記しておくに越したことは無いと判断しての改定です。

 

 

 

 

 

 

【使用可能範囲と改変/二次配布について】

こちらの項目は、そのまま『使用可能な範囲について』と『改変/二次配布について』の規約です。

それぞれ1項目ずつしか無いのでカテゴリを統合していますが、実際の使用時にはどちらの項目も関係してくると判断しての表記です。

長くなりますが、具体例を挙げながら解説させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

《使用可能範囲》

 

・音源/キャラクターを使用した同人CD/同人誌/同人グッズを販売したい。

 →可能です。

  ただし、大幅な黒字を出すことが目的の場合は『大規模な利益の獲得を目的としている』ことになり、規約違反となります。

 

・音源/キャラクターを使用したいが、名称をクレジットするスペースが無い。

 規約に書いてある『可能な限り』がどうしても不可能な場合は、クレジットを省略しても構いません。

  この状況が発生する可能性が高いものとしては同人グッズ(特に小物類)等が挙げられますが、

  この場合はお品書きやグッズ同梱の台紙等へのクレジットでも大丈夫です。

  また、音源を使用したカバー作品などの説明欄などで文字数制限にあたってしまった場合も、

  『外部サイト等を使用しての音源名明記』などの類似処置を取っていただければと思います。

 

・音源/キャラクターを使用したが、略称や愛称でのクレジットは可能か。

 場合にもよりますが、略称や愛称での表記自体は制限いたしません。

  例えば、音源を使用してカバー作品を公開する場合やキャラクターを使用したイラスト等の場合には、

  規約通り音源名称を明記していただければと思うのですが、

  落書きや作業進捗公開などで『もっとラフな感覚で公開したい』という場合や、

  何らかの事情で『検索結果に表示させたくない』という場合もあるかと思われます。

  よって、あまり厳密には制限せずにいようと考えております。

 

・略称や愛称を使用してもいい範囲はどこからどこまでか。

 →目安としては、『完成済の一枚絵やカバー作品などの場合は正式名称でのクレジットが原則』、

  『ツイッター等のSNSで小ネタや感想を呟いたりラフなファンアートを公開する等の場合には略称や愛称が使用可能』

  ……といったところでしょうか。

  あくまで目安なので、最終的には使用者の皆様の判断にお任せするしかない、というのが正直な見解です。

 

・そもそも音源/キャラクターの『名称』がどこまでなのかわからない。

 →音源/キャラクターの名称は、アペンド名称以外の部分です。

  たとえば、灯音カヤのArunachalライブラリを使用したカバー作品の場合なら、クレジットは『灯音カヤ』だけで構いません。

  仮にArunachal立ち絵に準拠した衣装を着用させたイラストの場合でも、

  クレジットはアペンド名称を省いたキャラクター名のみの表記で大丈夫です。

 

・クレジットの際に、アルファベットでのクレジットは可能か。

 →可能ですが、クレジットとしての意義を損なわないように御注意ください。

  作品の世界観/使用フォント/制作環境の都合等で正式な表記でのクレジットが躊躇われる場合については、

  アルファベットでのクレジットを制限いたしません。

  アルファベット以外の文字体系についても、クレジットとしての意義を損なわない範囲であれば可能です。

  当配布所の『各種早見表』ページ内にある名称スペリングの項目を参照していただくと親切設計になるかもしれません。

 

・UTAU以外の合成音声ソフトで音源を使用したい。

 →可能ですが、移植は自己責任です。

  また、移植用に改変したコンテンツを二次配布する場合のみ、

  規約文内《改変/二次配布について》の二次配布関連規約の例外(事前連絡必須)となりますので、ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

《改変/二次配布について》

 

・原音のノイズを除去もしくは原音をイコライジングしてから使用したい。

 →可能です。是非ユーザー様の使いやすい状態でお使いください。

  勿論、加工済コンテンツを使用した作品の公開も可能です。

 

・ノイズ除去した原音を配布したい。

 →Shadow名義ライブラリ/吟墨日向名義ライブラリ以外であれば可能です。

  事前に管理者まで連絡を頂ければ非常に助かりますが、無連絡でも一向に構いません。

 

・原音設定の流派が違っていたので大幅にoto.iniを改変したい。

 →可能です。是非ユーザー様の使いやすい状態でお使いください。

  勿論、加工済コンテンツを使用した作品の公開も可能です。

  ただし二次配布については、Shadow名義ライブラリにのみoto.iniの二次配布を禁止しているライブラリがあることに御注意ください。

 

・使用したい立ち絵に透過ミス/塗り残しを見付けたが、修正しての使用は可能か。

 →可能です。大変お手数おかけします、申し訳ございません。

  できればこっそり管理者にも該当箇所をお教えいただければ助かります。

 

・動画作品で立ち絵を左右反転表示したい。

 →可能です。画面構成に合うようにお好みでお使いください。

  動画演出の一環としてであれば、万華鏡効果や単色化等、ある程度の改変/変形は大丈夫です。

 

・『悪意ある改変/二次配布』『意図的且つ極端にコンテンツの根幹的同一性を破棄する改変』とは?

 →『そのコンテンツを改変使用/二次配布している事実が知られるとまずいことになる改変』だとお考えください

  自作発言やなりすまし行為、意図的に虚偽のクレジットを行う等もこれに該当します。

  gフラグやグロウル効果の使用/ミックス時のディストーション加工などは該当しません。

 

・UTAU以外の合成音声ソフト用に改変した音源を配布したい。

 →可能ですが、事前に管理者まで連絡をお願いいたします。

  大変お手数を御掛けいたしますが、音源の使用状況捕捉の為に何卒ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

【創作表現について】

こちらの項目は、主に『どんな創作物になら使用できるか』について定めている規約です。

基本的には規約文の通りとなっておりますので、規約本文に補足する形での解説になります。

 

 

 

 

《R-18/R-18G/同性愛/異種恋愛/異性愛表現の許可について》

・R-18/R-18GとR-15/R-15Gの区分目安は、CERO指定への準拠がおすすめです。

 SNS等の場合はこれに加えて当該サービスのガイドライン等を参照することで、よりゾーニングの確実性が高くなります。

・各恋愛表現は、対象の性別/種族/有機物か無機物か/年齢などの一切を問わず可能です。

 当配布所の音源/キャラクターには性別可変/性別不明/性別が男女どちらかに該当しない設定が多いため、

 説明文などで『キャラクターをどちらの性別に寄せて(またはどんな種族として)解釈しているか』を明記することもおすすめです。

 例えば、管理者はよく音澄桐ニル/Pesphaをショタ寄り無性/ロリ寄り無性として扱っています。

 

《夢創作/コスプレ/別作品クロスオーバーの許可について》

・夢創作については、恋愛表現の有無に関わらず注意書きを設ける等の配慮を推奨します。

 夢主が所謂『代理キャラ』である場合は、クロスオーバーの要素も含まれる可能性があることに留意する必要も考えられます。

・コスプレ表現についても寛容な方/抵抗のある方が顕著に分かれる創作表現のため、注意書きを設ける等の配慮を推奨します。

 ツーショットの場合や背景コンセプト等によっては、クロスオーバーの要素も含まれる可能性に留意する必要も考えられます。

・別作品クロスオーバーについては、当規約/ガイドライン内では

 『版権/同人を問わず、別作品の世界観/キャラクターを同一の作品内/画面内に収める創作表現』として定義しています。

 クロスオーバー表現を行う場合、必ず相手側の規約/ガイドラインも事前に確認してください。

 また、相手側の作品を大切にしてくださいますようお願いいたします。

 

《猟奇表現/残酷描写/インモラル表現/下ネタの許可について》

・猟奇表現/残酷描写/インモラル表現については、当規約/ガイドライン内では

 『直接的なグロテスク描写の有無を問わず、倫理的にあまり良くない表現』として定義しています。

 推理モノや特殊性癖ネタ、死ネタ等はここに該当する可能性があります。

 グロテスク表現の有無に関わらず、注意書きを設ける等の配慮を推奨します。

・下ネタ表現については、当規約/ガイドライン内では『道徳的にあまり良くない類の軽度性的表現』として定義しています。

 寛容な方/抵抗のある方が顕著に分かれる創作表現でもあり、所謂キャラ崩壊ともセットになる事の多い表現です。

 性的表現の度合いに関わらず、注意書きを設ける等の配慮を推奨します。

 

《衣装/キャラクター設定の改変許可について》

・公式プロフィールの改変/解釈に制限は無く、絶対厳守事項でもありません。

 公式と銘打ってはいますが、『キャラクター面の雰囲気を捉えやすくする為の参考資料』として設定している節が強めです。

 『うちの子設定』として設定を付け加えるのも、書いてあるものを基盤に解釈を広げた設定を付け加えるのも、

 一般的に『キャラ崩壊』と呼ばれるような改変すらも許可範囲内です。

 また、『2Pカラー』『年齢操作』『性別逆転』『擬人化/擬獣化』『悪堕ち』など、派生的な属性の付加にも制限はありません。

 ただし、元ビジュアルや元設定と離れている場合/閲覧者を選びかねない改変の場合は、

 改めて音源/キャラクター名のクレジットや注意書きをおすすめいたします。

・衣装は公式立ち絵の衣装デザインに関係無く、自由に改変/新調していただけます。

 関係者一同、作り手の画風/作風に合わせて細部が様々に変化する様子を見るのが大好きです。解釈の差異を楽しみ、好んでいます。

 極端な話、灯音カヤにシンプルなTシャツを着せてもShadowにタキシードを着せても構いません。

 夜毎世迷児関係者各位は、作り手の皆様の感性大爆発を楽しみます。気兼ねなくビッグバンしてください。

 ただし、元デザインや元設定と離れている場合/閲覧者を選びかねないデザインの場合は、

 改めて音源/キャラクター名のクレジットや注意書きをおすすめいたします。

 

《UTAU以外の用途での使用について》

・規約本文や当ページの他項目でも触れている通り、UTAU以外の合成音声ソフトにも使用可能です。

 版権キャラクターの代理CVとしての使用やシンセサイザーとしての使用などが可能ですが、

 前者の場合には改めて使用音源の明記をお願いしたいなと思います。

・SNSのキャラクターbotでの音源/キャラクター使用も可能です。

 是非とも絡ませてやってください、規約に違反しない範囲内であれば自由にお使いいただけます。

・3Dモデルも自由に製作/公開していただけますが、製作モデルの配布を行う場合のみ、事前連絡をお願いいたします。

 近年はVR交流が盛んになったことで3Dモデルの権利関係についての話も耳に入るようになってきました。

 管理者としては、活動範囲の外側だからこそ把握/捕捉しておきたいという気持ちがあります。何卒ご理解とご協力をお願いいたします。

 配布予定が無い場合は連絡は不要ですが、初公開時等に連絡を頂けると管理者がふしぎなおどりを踊ります。

 

《実在の宗教/政治体系/人間関係に関する表現について》

 管理者は、実在する宗教/政治体系/人間関係とは、大きく言えば『思想/価値観の大系』であり、非常にデリケートな概念だと考えています。

 明確に許可/禁止の境界を定義することが難しくはありますが、規約本文内の当該禁止事項には敢えて『実在の』と明記しました。

 つまり『フィクション性が明確であれば規約に抵触しない可能性が高い』という状態です。

 もっと言うのであれば、似て非なる名称にする/テーマをぼかす等、

 『実在名称を出さない限りは実在/架空が明確になりにくいことを逆手に取ることで創作表現の許可範囲を広くとっている』という状態です。

 作品内でこの表現幅をどう扱うかは、使用者である皆様におまかせする他ありません。

 規約に抵触しない例としては、

  ・讃美歌の歌唱/経典の朗読/宗教的行事への参加表現 (例:般若心経や祝詞を用いた楽曲への使用/神社参拝などの描写など)

  ・季語や慣用句のように、語句本来の意味が薄まっているもの (例:御盆/クリスマス/夏祭り/ハロウィンなど)

  ・本来の意味とは異なる解釈での宗教/政治関連用語の使用 (その旨の明記を推奨)

  ・現代の政治体系/政治思想と直接の関連が薄い時代の政治体系/政治思想 (例:中世以前の政治思想である等)

  ・批判的思想表現のうち、危険思想が明確でなく実在の特定対象を指していないもの (例:厭世的な楽曲への使用)

 などが挙げられます。

 『解釈の仕方によっては啓蒙性/思想偏向が強くなる可能性がある』というような方向性の作品に関しましては、

 説明文などにその旨を明記しておくことを推奨いたします。

 

 

 

長くなってしまいましたが、このテキストが皆様の創作活動のお役に立てたなら幸いです。

何かご不明な点などありましたら、About/Contactページにある連絡先まで連絡を頂ければ対応させていただきます。